事態対処委員会 匿名口コミに関する発信者情報開示および法的措置の進捗について|事態対処委員会
結果

匿名口コミに関する発信者情報開示および法的措置の進捗について

jitaitaisyo


すでにお知らせしているとおり、医療法人社団煌星会の運営クリニックに対する複数の名誉毀損を含むGoogleクチコミ投稿について、米国において正式な裁判所命令(Subpoena)を得て、Google本社から発信者情報の開示(以下「本件開示」)がなされました。

本件開示は、Googleが任意に応じてなされたものではなく、米国の民事訴訟手続におけるDiscovery制度および米国連邦電子通信プライバシー法(ECPA)に基づく強制開示です。

このように日本国内から行われたクチコミであっても、米国裁判所の命令により、適法で適切な手続を経て、発信者情報の開示がなされました。

1. これまでの経緯
 ⑴ 名誉を毀損する内容のクチコミ投稿を複数確認
 ⑵ 当委員会および専門家(国内外弁護士・有識者)による調査・証拠保全の実施
 ⑶ 米国裁判所に申立てを行い、Subpoenaによる開示命令を取得
 ⑷ Google本社から当該命令に基づいて開示された発信者情報を受領
 ⑸ 同開示情報に基づき、投稿者を個別に特定し、法的措置を含む対応を開始


2. 現在の状況
 ・対象となる投稿のうち一部は削除に応じる
 ・削除に応じない投稿者に対し、損害賠償請求訴訟を提起(現在係争中)
 ・投稿内容に応じ、刑事も含めた法的措置を検討


3. 今後の方針
 当委員会は、適法に取得した情報に基づき、名誉毀損を構成すると判断した投稿について、捜査当局を含む関係機関と連携し、例外なく厳正に対処します。

 そのような投稿は、発見次第速やかに証拠保全しており、「一部書き換え」や「再投稿」などによる責任逃れはできない措置を講じています。

 訂正、謝罪等の当委員会が適切と認める対応がなされない場合は、法律専門家による必要な法的措置を速やかに実施し、毅然と対応します。


4. 本告知の目的
 本告知は、既に名誉毀損となる投稿をした者への警告(法的責任を追及され得ること)、将来の投稿者に対する警鐘(虚偽や誹謗中傷等名誉毀損は匿名でも特定・追及され得ること)を目的としています。

 
5. ご利用者や地域の皆さまへお願い
 健全な評価や意見はもちろん尊重しますが、他方で、事実に反する記述や人格攻撃、業務に支障をきたす内容等の投稿は、国内外の法律やガイドラインに反する違法行為となります。
 
 ご意見やご指摘は、事実確認のうえ、必要な改善を速やかに反映する方針であることから、当委員会へ直接お知らせください。

 クチコミ投稿の際は、特に、推測や個人が特定される記載、嫌がらせを繰り返すことはお控えください。

誤解に基づく記載にお気づきの場合は、速やかな訂正・削除にご協力ください。



本件に関するお問い合わせは、下記窓口までお願いいたします。

事態対処委員会 連絡窓口: info@jitaitaisyo.jp

必要に応じて個別にご案内します。


以上

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